Snow Man & SixTONES、シングル曲以外でみせるセクシーな魅力 『CDTVライブ! ライブ!』パフォーマンスを振り返る

SixTONES「Telephone」

 SixTONESはデビュー曲「Imitation Rain」に加えてデビューシングルの通常盤に収録されているカップリング曲「Telephone」を披露した。

 事前の映像では、「Imitation Rain」は歌詞をメインに魅せるとジェシー。「Telephone」について、髙地優吾は「アイドルアイドルしてない曲」、森本慎太郎も「ジャニーズらしくない」と紹介したように、歌唱力、ダンス、RAPがバランスよく堪能できる楽曲だ。

 「Imitation Rain」の終わり、ピアノの旋律の余韻から一変、黒とピンクのSixTONESらしい配色のステージ。「4……」とカウントダウンがスタート。田中樹のRAPからジェシーへとマイクをつないだ。歌詞の内容と力強いステップとが重なり、ちょっぴりアダルトな雰囲気。ストレートで強引に誘う歌詞とソロパートがリンクしていく。〈君を離しはしない〉とゆび指しウィンクした森本が最高にクールだ。

 目を細めながらRAPを刻んでいく田中、二人の相性を“GinTonic”に例えたところが洒落ている。ジェシーと松村の声が重なることで、ぐっと色っぽさが増し、京本大我の透き通ったボイスで一気に高まっていく。髙地の激しい腰の動きに心を揺さぶられ、めまぐるしく変わるポジションは揺れる女性の心情にも思えてきた。サビ終わりからトーンが変わり、今度は言葉で攻める。真剣な眼差しがセクシーで、相手への本気度を感じた。

 ゲームアプリや乳飲料のCMでみせた表情とは打って変わり、クールな楽曲とは対照的に情熱のこもった大人の男性ならではのパフォーマンスだった。

 どちらもデビュー曲とは雰囲気をがらりと変えてきたのが印象的だ。Snow Manは新曲を披露、SixTONESは2ndシングルの発売が決定と、これからどんな世界をみせてくれるのか楽しみだ。今回のような生放送でのパフォーマンスは、視聴者側はもちろん、彼らも特別なスイッチが入っていることだろう。今後の出演を楽しみにしたい。

※記事初出時、一部表記に誤りがございました。訂正の上お詫びいたします。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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