THE RAMPAGE 龍が纏う独特の空気感とギャップ MPCパフォーマンスやモデルなど多方面の活躍にも期待

THE RAMPAGE龍、独特の空気感とギャップ

 パフォーマンス以外の龍の特徴と言えば、グループ1の高長身(2017年の段階で183cm)と目力。長身ゆえに集合写真では後列に並ぶことも多いが、圧倒的な存在感と大迫力の目力で視線を奪う。2017年には、手足の長いスラッとしたスタイルを活かし、武知海青と共にヨウジヤマモト社が手がけるブランド「Ground Y」のキービジュアルモデルを担当。2018年にラジオ番組『三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にゲスト出演した際には、自身も本格的にモデルになりたいと語り、パリコレ経験のある三代目JSBの小林直己からいろいろと学んでいることも明かしている(引用:ニッポン放送NEWS)。2016年の俳優デビュー以降、モデルよりも俳優としての活動のほうが目立ってはいるが、寡黙ながらも着実に大きな夢を叶えていった小林直己のようにビッグニュースを届けてくれる予感……。音楽に関しても、『てっぺんとるぞ THE RAMPAGE シーズン2』(GYAO!オリジナル)でMPCパフォーマンスに挑戦したことがきっかけで、趣味として本格的にMPCを勉強し始めたようで、こちらもいつか生披露してくれることを期待している(参照:THE RAMPAGE 龍・鈴木昂秀・神谷健太が「MPCパフォーマンス」応用編で即興演奏にチャレンジ)。

 また、グループ1なのは身長だけでなく、踊っている時と素で話している時のギャップの激しさも、おそらく龍が一番。というのも、見た目のクールな印象に反して、メンバーから“THE RAMPAGEの赤ちゃん”と呼ばれるほどの甘えん坊なのだそう。もともとはかなりシャイな性格だったが、大舞台に立つ内に人前でも堂々と話せるようになったようで、自分でも「一旦集中の糸が切れると、後は何でもよくなって。年の壁を簡単に越えてしまうというか、メンバーの年上組に甘えちゃいますね」と語っており(引用:JJ net)、インタビューでもその一面が垣間見えることがある。リアクションが大きめで、急に質問を投げかけると、斜め上のリアクションが返ってくるのも彼の面白いところだ。THE RAMPAGEには、見た目のワイルドさからは想像のつかない天然っぷりや可愛らしさを発揮するメンバーが多いが、中でも一際独特の空気感を持っている龍。これからも予想外の笑いや喜びを提供してくれることだろう。

■斉藤碧
エンタメ系ライター。
ダンス&ヴォーカルグループ、アイドル、ロック、ヴィジュアル系、俳優などジャンルレスで執筆中。V系雑誌「Stuppy」では編集も担当。
Twitter:@stmdr38

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