SixTONES、CDデビュー決定前後の複雑な胸中が明らかに 密着ドキュメンタリー第2回を見て

デビュー発表も無言で着替えたメンバー、その胸中は

 デビュー発表を終えたメンバー。舞台裏では表情もやや堅く、無言で着替えていた。

 恩師を亡くしたこと、自分たちが何度も味わってきたデビューを見送る側の気持ちを慮っていたのか、前述した田中の「上手くいったときの方が戸惑う」という心境だろうか。気持ちが複雑に入り混じったような表情を浮かべていた。

 密着2回の放送で見えてきたのは、SixTONESのギャップ。長身揃いのメンバーで構成された、これまでにない目新しさ、見た目の華やかさとは打って変わって、グループや自身のことを俯瞰していたのが印象に残る。カメラを向けられればそれぞれが、自分の言葉で素直に思いを語る。見た目をいい意味で裏切る、堅実なメンバーが揃っていた。

 冒頭のラジオ放送で、「SixTONESで叶えたい夢は?」の質問にメンバーはこう答えた。松村北斗「世界的人気者」、髙地優吾「スーパースター」、ジェシー「めっちゃ有名」、田中樹「世界一」、京本大我「国民的」、森本慎太郎「大きくなっていたい」。これぞSixTONESという大きな夢を語り、彼らはスタートラインに立った。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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