Kis-My-Ft2、デビュー以来25作連続1位に シングル『Edge of Days』収録曲を分析

 Kis-My-Ft2の『Edge of Days』の収録曲は、サウンドが革新的すぎず、ときにある世代にとってはノスタルジックでもある点がポイントとして挙げられます。その代わり、サビこそユニゾンであるものの、それ以外の部分ではソロを多用し、メンバーそれぞれのボーカルの色気や艶めかしさを引きだしているディレクションであることもうかがえます。

 そうした中で、トラップにまで接近した「Mr.FRESH」はかなり挑戦的なサウンド。Kis-My-Ft2の魅力、そして時代性とのバランスの絶妙な部分を突いていると感じました。

■宗像明将
1972年生まれ。「MUSIC MAGAZINE」「レコード・コレクターズ」などで、はっぴいえんど以降の日本のロックやポップス、ビーチ・ボーイズの流れをくむ欧米のロックやポップス、ワールドミュージックや民俗音楽について執筆する音楽評論家。近年は時流に押され、趣味の範囲にしておきたかったアイドルに関しての原稿執筆も多い。Twitter

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