LEO IMAI、ZAZEN BOYSと“東京”で迎えたツーマンツアー『大都会』ファイナル 盟友 前野健太、呂布カルマも登場
続いてLEO IMAI。いきなり自身の声でリズムを刻み出すと、バンドメンバーの岡村夏彦（Gt）、シゲクニ（Ba）、白根賢一（Dr）も声を重ね、そこへ各パートの音楽も重なり合い力強いサウンドが生み出され1曲目の「Omen Man」が始まった。
続いて「人生一度は噛み付いて見たいものです！」と言い放ち、2018年にリリースされた『VLP』に収録された「Bite」を演奏。〈噛みつかせろ 噛みつかせろ／負け犬を狂わしたウイルス〉というLEO今井の咆哮に呼応するかのような荒々しいサウンドで一気に観客を魅了。そして先ほどとは違い、疾走感溢れる爽やかな「Fresh Horses」を演奏し、幅の広さを魅せつけた。
その後は、「ヤングたかじん」用に制作していたトラックを元に作られた新曲「Fandom (Remix For A Film)」を披露。その後呂布カルマが登場し、「マエケン先輩と出で立ちがかぶっちゃって恥ずかしいです」と図らずもサングラスと柄シャツがかぶってしまったことを自虐し、笑いを誘った。そして「ヤングたかじん」を披露し、最後に「LEO今井やっぱすっきゃねん！」と締め括った。
その後「ここからカバーメドレーが続きます、カラオケ感覚でみなさんも楽しんでください」と人間椅子「どだればち」、続いてZAZEN BOYS「ポテトサラダ」では向井を交えて、ハードロック調の「ポテトサラダ」を歌い上げた。そしてeastern youth「夏の日の午後」、ペトロールズ「雨」を歌い上げ、「New Roses」を披露し幕を閉じた。
アンコールでは、『デザインあ』（NHK総合）内で放送されている、自身が歌唱・LEO MAIバンドが出演するコーネリアス作曲の「SHOOT&EDIT」を披露。MCで今井は「子供番組のお歌さんですけど、今日はちょっとアダルティーバージョンでやってみたいと思います」と特別バージョンで披露した。
そして最後には、2006年に発売された『City Folk』に収録され、向井秀徳と一緒に活動しているバンド・Kimonosでもカバーすることになった「Tokyo Lights」を披露。向井秀徳がLEO今井に興味を持つきっかけになったという本楽曲。東京の美しさも汚さも混在しているように感じるこの楽曲を中央に向井と今井の2人を携え全員で合唱し約2カ月に渡った『大都会ツアー』のラストを飾った。そして、最後にステージ上で、来年2月26日に、代官山UNITにてLEO IMAIのワンマンライブ『TOKYO LIGHTS 2020』の開催を発表し、終幕した。
（文＝平沢花彩／撮影＝Jun Tsuneda）
■ライブ情報
LEO IMAI（LEO今井、岡村夏彦、シゲクニ、白根賢一）
ワンマンライブ『TOKYO LIGHTS 2020』
日程：2020年2月26日（水）
OPEN 18：30 / START 19：30
会場：代官山UNIT
TICKETS 前売 4,000円（税込）
（問）ADN STATE 050-3532-5600 （平日12：00〜17：00）
オフィシャルHP先行
受付URL
受付期間：10月26日（土）12：00〜11月9日（土）23：59
※先着にて
※1人につき4枚まで
■リリース情報
LEO今井 EP『6 Japanese Covers』
COCP-40902 2,315円（税抜）
全9曲収録（ボーナストラック3曲含む）
＜CD収録楽曲＞
1. どだればち（原曲：人間椅子）
2. 夏の日の午後 （原曲：eastern youth）
3. ポテトサラダ（原曲：ZAZEN BOYS）
4. ヤングたかじん（原曲：呂布カルマ）
5. ファックミー（原曲：前野健太）
6. 雨（原曲：ペトロールズ）
Bonus Tracks
7. Fandom（Remix For A Film）映画『プリズン13』主題歌
8. Venom（Live at Bottom Line, Nagoya）
9. Karaoke（Live at Fever, Tokyo）
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■関連リンク
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