GENERATIONS 片寄涼太と佐野玲於の“かたれおコンビ”、心が通じ合う間柄 歌やダンスへの情熱も

 『GENERATIONS LIVE TOUR 2016 "SPEEDSTER"』のドキュメンタリー映像で片寄は以前、佐野についてこのように語っていた。「今まで一人一人のことを最年少として見てきて、それぞれのことを理解した上で、グループのためには一人一人どうあればいいか、みたいなことを少しずつ表現してくれて、見えないところでGENERATIONSを磨いてくれてる存在になってる気がします」。その言葉のとおり、佐野は類稀なクリエイティビティを発揮して振付を考案するなど、今や表舞台以外でもグループのパフォーマンスやライブを支える存在となっている。数原龍友とのツインボーカルでGENERATIONSの世界観を表現し、歌声でグループを牽引するだけでなく、全体を見渡することができるリーダーシップを発揮している片寄だからこそ、佐野のこうした優れた部分にも早々に気づいていたのかもしれない。

 ちなみに、片寄はピアノ、佐野はダンスと、幼い頃から現在の基礎にもつながるレッスンを受けて技術を磨いてきたという共通点も。しかし、2人のパフォーマンスからは、経験に裏打ちされた技術力だけでなく、本当に歌が好き、ダンスが好きだという熱い思いが伝わってくるのだ。実に反則級のコンビである。

(文=本 手)

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