中居正広の”悲報”はファンにとっての”秘宝”に? 想像を掻き立てる日常のちょっと笑える不幸話

 そして、極めつけが【カードをなくした話】。スーパーで買い物した後、カードをなくしたことに気づき、問い合わせるとすでに交番へと届けられていたそう。そこで、メガネに帽子、マスク姿の中居が交番に向かうと、そこには明らかに中居より年下の女性警察官が。
「お名前は?」「マスクを外してください」「顔写真のある身分証明証を」……密室で繰り広げられる事務的な対応に、中居は思わず「“中居正広“つって、俺の顔見てんだよ? わかってないわけないよね?」と心の中で全力ツッコミを入れる。

 「そういうの訓練されてんのかな? “ワチャワチャすんなよ!“って」と首をかしげながら、帰り道にコンビニでタバコを買おうとしたら、カードが止められていて使えなかったという、しっかりオチもつけて楽しませてくれた。

 クレジットカードといえば以前、外国人観光客にまぎれて、店員との会話を「ンフ」「アハ」「コレ、ワン、スモールサイズ」「アリガトー」で乗り切り、身バレせずに買い物をしようと目論んだものの、“MASAHIRO NAKAI”と書かれたクレジットカードを出してしまった【悲報】話でも笑いを誘っていた中居。

 国民的スターでありながら、驚くほど庶民的なお店にふらりと立ち寄るエピソードが多い。もしかしたら、私たちが考えているよりもすぐ近くに彼はいるのかもしれない。メガネ、マスク、帽子姿の中居と思わぬタイミングで遭遇したら……淡々と対応するか、それともワチャワチャするか、そんな想像を掻き立てるという面でも中居の【悲報】話は、ファンにとっての【秘宝】話と言えそうだ。

(文=佐藤結衣)

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