乃木坂46 秋元真夏、キャプテン就任の理由 1.5期生としての加入から現在までの歩みから考察

 秋元はメンバーだけでなくスタッフからの人望も厚い。それが顕著に現れたのが、SHOWROOMで配信された『ザンビプロジェクト』の舞台キャスト発表。乃木坂46合同会社代表の今野義雄氏は、秋元をMCに任命。第2回目は秋元が撮影のため欠席することになり、不安になっている今野氏に秋元が電話をかけるといった一幕もあった。

 今年5月に乃木坂46が『徹子の部屋』(テレビ朝日系)へ出演した際も黒柳徹子と渡り合うバラエティ力を見せ、『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』の記者会見では先陣を切って話し出す姿勢で高山から「いつもありがとう!」と告げられていた秋元。現在『ひねくれ3』(テレビ東京系)ではMCを務めており、キャプテンとして会見での挨拶やコンサートでの締めを任されられることの多い立場としては、これまで培ってきた彼女のMC力も大きな信頼に繋がっている。

 乃木坂46のキャプテンは、絆で結ばれたユニット・女子校カルテットの桜井から秋元に託されることとなった。9月1日に桜井がグループを卒業。9月2日にキャプテン交代。9月4日に遠藤さくらがセンターを務める24thシングル『夜明けまで強がらなくてもいい』が発売される。さらに、9月5日には新プロジェクト発表の記者会見と9月より激動のフェーズに入る乃木坂46。8月21日には結成から9年目へ。今夏、乃木坂46はかつてない大きなターニングポイントを迎える。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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