日向坂46 丹生明里、人気急上昇の理由は“純粋さ”? オードリーも絶賛の愛されキャラに注目

 丹生がけやき坂のオーディションを受けたきっかけは、欅坂46の「サイレントマジョリティー」のMVを見たことだった。やりたいことがわからなくなった時期に、〈君は君らしく やりたいことをやるだけさ〉という同曲のフレーズによって、自分のやりたいことについて考え、「人を幸せにしたい」とアイドルを目指すことを決心。SR審査で最下位となり悩んだときには、母親からの“明里は明里らしくでいいんだよ”という言葉で、“自分の力を精一杯出して、全力で楽しむ”という考えに切り替わったのだという(『キュン』の特典映像『けやき坂46ストーリー ~ひなたのほうへ~「丹生明里」』)。また、「一つ一つの仕事を楽しむことが私らしくかなって、全部笑顔で吹き飛ばしてしまうようなのが私らしさなのかなって最近思ってます」とも語っている(同上)。さらに、“アイドルである以上悲しんでいる姿を表では見せたくない”というプロ意識も持っており(『BUBKA 2019年5月号』)、そういったところもファンを魅了している理由なのだろう(だからこそ1stシングル『キュン』のヒット祈願として行った駅伝で流した涙は、相当なプレッシャーと過酷さがあったのが伺える)。

 さて、7月29日放送『世界まる見え!驚きの連続!世界の鉄道SP』の予告編では、早速丹生の“顔芸”もオンエアされ期待が高まる。単独で、ビートたけしや所ジョージ、そしてゲストの菅田将暉らと並んでトークをするのは、井口が単独出演し“惨敗した”と語る『踊る!さんま御殿!!』以上のプレッシャーではないだろうか。丹生の良さが世間に伝わるか注目したいところだ。そして、その前日に放送される『日向坂で会いましょう』では、「最新メンバー相関図を作ろう!」が行われ、春日の“丹生お気に入り疑惑”がついに明らかになる予定だ。丹生に注目が集まる昨今。彼女の良さが世間に広がれば、世の中はもう少し優しくなれるのではないだろうか。“丹生ちゃん”はそんなことを思わせてくれるハッピーオーラの持ち主なのだ。

(文=本 手)

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