トラジ・ハイジ、亀と山P、節約ロッカーズ…グループの枠超えた“最強のジャニーズ二人組”

節約ロッカーズ(KAT-TUN 上田竜也×ジャニーズWEST 重岡大毅)

対照的な2人の表情に注目

 KAT-TUN・上田竜也のぶっ飛んだ演技と、ジャニーズWEST・重岡大毅の全力の演技っぷりが話題になっているドラマ『節約ロック』(日本テレビ系)。その第6話、劇中で2人がセッションを披露した。この2人のチャームポイントは、ふとした瞬間の表情だろう。特徴的なギターリフからスタートする、1960〜1970年代のロックらしいメロディが特徴的なこの曲。硬派でクールな雰囲気で歌う上田と、満面の笑みを浮かべながら歌う重岡の対比が、さらに曲を盛り上げている。今回のドラマで共演するまで、ほとんど絡みがなかった2人とは思えないほど息もピッタリだ。2人共もともとのキャラクターとは一味違った役を演じているが、セッション時は素の2人が垣間見えた気がする。上田は「普段KAT-TUNとジャニーズWESTそれぞれのグループでやっていることがまったく違うので、重岡と2人で歌うことが出来て、すごく面白かったです(引用元:『節約ロック』公式サイト)」と手応えを語っている。ぜひ、シングルカットしてトラジ・ハイジや亀と山Pのように2人で歌番組に出てもらいたいものである。

 グループを超えたユニットを振り返ると、ドラマや映画などの共演作がきっかけになることがほとんどだ。“期間限定”という制約があるからこそ、レア感も増す。全力で曲に取り組み、クオリティの高い作品を生み出している彼らはまさに“最強の二人組”なのかもしれない。

(文=高橋梓)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる