乃木坂46 久保史緒里、中元日芽香から受けとったバトン 先輩メンバーとしての成長を紐解く

 今年1月からはLINE LIVEにて冠番組『乃木坂46・久保史緒里の乃木坂上り坂』がスタート。『乃木坂46時間TV』での企画「久保史緒里の『ファン目線でMVを解説しよう』」にて、ファンも引くほどのマシンガントークで“乃木オタ”っぷりを見せつけた久保。その細かく愛あるレポート力は、出身の宮城県を紹介するWEB動画『宮城・仙台 旅しおり』に繋がっていく。

 LINE LIVEでもグループへの愛は存分に発揮されているのだが、特筆すべきは番組内に毎回4期生が出演していることだ。1月31日に配信された第1回目には矢久保美緒、2月26日の第2回目には掛橋沙耶香がゲストとして登場。『乃木坂工事中』(テレビ東京系)にて、からあげ姉妹「無表情」コールを披露し、“乃木オタ”キャラが定着した矢久保とは、同じ目線で乃木坂46のマニアックなトークを展開。同番組の4期生をPRする企画「4期生売り込みショー」にて、見た目と歌唱力から久保に憧れていることを明かした掛橋。純粋無垢なコメントをする彼女を久保は溺愛していた。

 グループ加入から約2年が経った3期生も先輩となり、憧れられる立場となった。4期生を前にして久保は謙虚な姿勢は変わらず、優しいお姉さんとして緊張する後輩をしっかりエスコートしているのが印象的だ。それは中元を始めとした1期生の先輩から、乃木坂46内に代々受け継がれてきた接し方でもあるだろう。中元からバトンが繋がれた久保、そして久保に尊敬しグループに加入してきた掛橋と、どこまでも続いていく乃木坂46が生み出す連鎖を感じずにはいられないのだ。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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