乃木坂46 齋藤飛鳥、グループ7年間の歩みに驚愕「何を見ても『すげー!』しか出てこなかった」

乃木坂46齋藤飛鳥、7年間の歩みに驚き

 お気に入りの衣装を聞かれた3人は、腕を組み「うーん……」と長考する。与田は先ほど挙げた「今、話したい誰かがいる」の衣装について、「一回も着たことがないので、いつか着れたらいいな」とコメントし、堀はオーディションのタイミングでよく聴いていたという「君の名は希望」の衣装を選択。「実際にライブで着た時に『自分も乃木坂46の一員になれたんだな』と感じることができました。衣装ってアイドル活動において、大切なものなんだなって」と述べる。最後まで悩んでいた齋藤は「選べない」と断言しながらも、「衣装の説明が書いてあるものが何個かあって、よく読むと『ライブの早替え用』とか、『2バージョンあります』みたいな細かいことも書いてあるんです。私たちも知らない情報がたくさん書いてあって、そこに注目していただきたいです」と展示会の注目ポイントを説明した。

 会見終了後、『乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展』の企画者である『月刊MdN』編集長・本信光理氏に話を聞いたが、今回の展示会はおよそ4カ月の急ピッチにて準備されたとのこと。本信氏は「人気があるグループだからファンに向けてでも母数はあるんですけど、乃木坂46のファンだけが楽しめる展覧会だと閉じたものになってしまいます。だから、一緒に来場した乃木坂46に興味がない人にも面白いと思えるような、万人に開かれた展示会にしたかった。アートやデザイン好きな人が乃木坂46を知らなくても楽しめる角度を作るという意味では、ファンにも知らず知らずにモノが作られていくプロセスを感じ取っていただけると思います」と今回の企画展にかける思いを語ってくれた。

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 「CDジャケット」「ミュージックビデオ」「衣装」の3カテゴリで構成される『だいたいぜんぶ展』は、“最終成果物”と“中間成果物”が展示されている。乃木坂46のロゴマークコンペ案からスタートする「CDジャケット」では、膨大なアザーショットが並び、本信氏もお勧めに挙げていた『ハルジオンが咲く頃』の未公開プリントでは、一気に当時の記憶が蘇る。膨大な設定資料による「ミュージックビデオ」では、貞本義行の描き下ろした「サヨナラの意味」の挿絵、「帰り道は遠回りしたくなる」MVにて西野七瀬がかけていた割れたメガネやスケッチブックが並ぶ。衣装展示を抜けた先には、大型ディスプレイに4K映像で東京・明治神宮野球場/秩父宮ラグビー場の2会場で開催された『真夏の全国ツアー2018』のライブ映像「シンクロニシティ」「裸足でSummer」「新しい世界」「インフルエンサー」が流れていた。『だいたいぜんぶ展』は、5月12日まで開催。一度では見切ることはできない圧倒的ボリュームに、ぜひ浸ってほしい。

(取材・文=渡辺彰浩)

『乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展』(C)乃木坂46LLC

■イベント情報
『乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展』
会期:2019年1月11日(金)~5月12日(日)
時間:10:00~20:00(入場は19:30 まで)
会場:ソニーミュージック六本木ミュージアム

乃木坂46 公式サイト

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