コブクロ、水カン、SixTONES、TWICEらが登場 『YouTube FanFest Music』初日レポ

『YouTube FanFest Music』初日レポ

コブクロ

 結成20周年を迎え、コンプリートベストアルバムをリリースしたばかりのコブクロが登場。今回のライブでは、ユーザー投票人気曲から構成された3曲を歌い、歌唱力の高さに、会場中が瞬時に息を飲んだ。

 まず披露したのはラブソング「未来」。歌唱後のトークゾーンで黒田俊介は、「YouTubeで生配信されていると思うと、すごい緊張する。肩書きをYouTuberに変えたほうがいいってくらい、いつもYouTube観ている」とコメント。歌唱力もさることながら、必ず笑いが巻き起こる軽妙なMC力もコブクロの魅力だ。

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 続いて小渕健太郎が「寒い冬を越えながら、春に向けて感じる希望や不安、切なさを閉じ込めたくて、冬にリリースした」というエピソードを添え、「桜」を熱唱した。さらにコブクロ歴代の楽曲名が歌詞の随所に散りばめられた20周年記念のアニバサリー曲「晴々」では、バックスクリーンに過去の楽曲名を含んだ歌詞たちが次々と映し出されるという演出も。

 ライブ終了後のトークコーナーでは、Fischer’s-フィッシャーズからンダホとぺけたんが改めてステージに登場。「桜」のスペシャルコラボを披露し、会場全体をさらに温かい空気で包み込んだ。

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SixTONES(ストーンズ)

 大トリで会場から大歓声を浴びたのは、ジャニーズJr.内の人気グループ・SixTONES。彼らはデビュー前にもかかわらず“ジャニーズをデジタルに放つ新世代”として、YouTubeアーティストプロモキャンペーンに国内アーティストの中から抜擢された。

 まず1曲目には、ジャニーズJr.チャンネルでキャンペーン用MVとして公開された「JAPONICA STYLE」をパフォーマンス。年内で芸能活動の引退を表明している滝沢秀明が、MVをプロデュースしたことでも話題を集めている。和を感じるテイストを随所に織り交ぜたこの楽曲は、どこか色っぽさを含むダンスも印象強い。またすでにステージ慣れさえも感じる完成度の高いパフォーマンスは、出演アーティストの中でも大きい存在感を放っていた。

 メドレー形式で続けざまに歌い上げた「IN THE STORM」、「Amazing!!!!!!」では、力強いダンスパフォーマンスで客席から悲鳴が巻き起こるほどの熱狂ぶりを見せつけた。

 『YouTube FanFest Music』1日目は、新しい世代から十分な実績のある実力派アーティストまで全6組のラインナップで、幅広いステージが楽しる祭典となった。時代の流れとともに新たな挑戦を続けるYouTubeを通し、様々な音楽が世界配信され続けることで誕生する音楽トレンドには、今後も目が離せない。

(文=阿部真央)

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