稲垣吾郎、ブレることのないハイブリットな魅力 『ななにー』“さすが吾郎ちゃん“なバースデー回

稲垣吾郎のハイブリットな魅力

 3歳から乗ることができる「わんわんコースターわんデット」ならイケるだろうとMC役のキャイ~ンが促すも、「僕は猫派だから」「レールがあるから」と理由を次々に並べて逃亡。その姿に、みちょぱをはじめとしたゲストたちも大笑いだが、草なぎと香取は「……」と無言でアイコンタクト。その様子に気付いた天野ひろゆきがたずねると、香取が「このスピードはアウトです」と✕マーク。長年付き合っている彼らだからこそわかる、大丈夫のライン。そのジャッジがあるからこそ「やだやだ」な稲垣を楽しめるのだろう。

 そんな香取と草なぎが「これはイケるよ」と見込んだのが、さらにお子様用のミニアトラクション「フロッグホッパー」。数メートル上昇して、バウンドしながら降りてくるというシンプルな動きにも関わらず「ちょっと見せて」と、二の足を踏む稲垣。香取と草なぎが子どもたちと一緒に乗り込むと「君たち怖くないの?」と、何度も子どもたちに話しかけて確認。「楽しかった」という子どもたちに助けられながら、ようやくアトラクションに挑戦するという、愛らしさも見せてくれた。

 苦手なアトラクションでは、子どものように駄々をこねた稲垣だが、得意なゴルフではキリッといつもの凛々しい表情に。20メートルのロングパットを、練習なしで5打以内の成功を目指す。高低差のあるコースは、ボールが転がるごとに加速してしまう。1打目、2打目でコースを確認すると、「イケると思います」と自信満々のコメントをする稲垣。

 「さっき、わんわんコースで……」と天野からイジられると、「ストーップ!」と香取が稲垣の集中力を欠く発言として制止。その流れにノって稲垣も「何? 何?」と、イラチな顔を見せる連携プレーも見られた。「吊り天井」がいまだにいじられる稲垣。しばらく「わんわん」というキーワードにも敏感に反応してくれそうだ。

 そして、運命の4打目。稲垣の視線がキラリと光る。ボールは、かなり端のほうに向かって転がり、またもや失敗かと思われた。だが次の瞬間、コツンと壁にあたると、そのままカップの中へ。両手を挙げて喜びをあわらにする稲垣は、そのままカメラに向かって指をさしてみせるのだった。(参考:草なぎ剛オフィシャルTwitter

 ミラクルショットに一同は大興奮。「壁に当てて入れた」と冷静に戦略を伝える稲垣に、「ゴロチ、マジで、すげー!」と香取と草なぎも大喜び。だが、次の瞬間坂道を降りてくる姿は、若干へっぴり腰でやっぱりアトラクション系が苦手な稲垣らしさが全開だ。ここぞというときにキメる強さと、苦手なところで愛らしさを見せていく稲垣。きっとこのハイブリットな魅力は45歳を迎えても、いや何歳になったとしても、ブレることなく私たちを楽しませてくれることだろう。

(文=佐藤結衣/写真=(c)AbemaTV)

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