星野源、未来への希望浮かぶ「Hello Song」に“やっと会えた”喜び 『ANN』初オンエアを聞いて

 一聴してまず、感想を言葉にするよりも先に「やっと会えた」という嬉しさが湧き上がってきた。イントロの今にも踊り出したくなるような軽快なテンポ、階段を駆け下りるようなメロディライン、サビの心が弾むハンズクラップ、間奏の跳ねるピアノの音と歌い出すようなギターソロ、そして“未来”への希望が浮かんでくる歌詞。この曲がCMソングとして流れることが決定した時、星野は「全ての人に笑顔の未来が訪れるよう祈っています」とコメントを出していた。この日、深夜に部屋で1人「Hello Song」を聴いて背中を押されたリスナーがどれほどいるのかを考えると泣けてきたりもする。一気に色々な感動と余韻が押し寄せてきた。

 ますます膨れ上がったアルバム『POP VIRUS』への期待、この1年の目覚ましい活躍、そして待ちに待った「Hello Song」のフルオンエアーー。それらをラジオの最前線で聴いているリスナー全員でハイタッチしながら喜び合うような、幸福感に包まれた濃い放送内容だった。

■渡邉満理奈
1991年生まれ。rockin’on.com、Real SoundなどのWEB媒体を中心にコラム/レビュー/ライブレポートを執筆。趣味は読書でビートたけし好き。

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