E-girlsが語る、「Perfect World」の挑戦と新たなステップ 鷲尾伶菜「E.G.familyの核に」

E-girlsが語る、新たなステップ

E.G.familyを盛り上げる核のグループに

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――今回のライブで、武部さんはメンバーのまとめ役として大活躍していましたね。

武部:MCとか話すのが好きなんですよね。個性豊かなメンバーが集まる中で、性格上、自然とそういう立ち回りをしちゃうのかもしれません。E-girlsは11人になってから、ツアーがしたいとメンバー間でずっと言っていたのですが、何枚かリリースしたシングルのジャンルが様々で、だからこそ、どんなライブになるか誰も想像できなかった。でも逆に、今回のライブを通して、何にでも自分たちの色をつけられるし、それが表現の幅広さに繋がるのが、今のE-girlsの強みだと感じるようになりました。ボーカルが今よりも多かった時は、マイクを持つ機会も少なかったけど、今回はずっとマイクを握ってる感覚で、その分感じる責任も大きかったです。とりあえず今は、無事に終えることができてほっとしてます。

――藤井さんがラップを披露する場面もありましたよね。

藤井:もっと長くやってもよかったかもしれないですね。尺が長い方と短い方の2パターンを用意しましたが、短い方を選んだのが反省点です(笑)。石井杏奈が言ってたように、今回のライブは一番楽しめたし、いつもより達成感がありました。今までは楽しさよりも必死さの方が勝っていた気がします。でも今回はみんなのやりたいことを、やりたいようにやれました。今回の経験をちゃんと次に繋げたいし、今度のライブではもっとラップを頑張りたいと思いました。

――ツアー前にE-girlsの振り付けを長らく担当しているAKIKOさんを取材したのですが、メンバーの中でも山口さんは特に成長したと言っていました。

山口乃々華(以下、山口):AKIKOさんはE-girlsの形がまだ定まっていない、合宿のときから指導してくださった一番古いスタッフの方です。本当にAKIKOさんには鍛えていただいて、何もできなかった私をここまで育ててくださいました。メンバーひとり一人をジャッジメントするのではなく、すべてを受け容れた上でいろいろ教えてくださった方で、AKIKOさんがいなかったら今のE-girlsはないと思う。それくらい大好きな方です。今回のライブを通じてグループとしても成長できたことで、改めて感謝の気持ちが深まりました。

――佐藤さんはリーダーシップを求められる場面も多かったと思いますし、バラード曲「あいしていると言ってよかった」に合わせてソロダンスを披露するなど、新たな挑戦もしていました。

佐藤:前まではメンバーが19人いたため、みんなで一つの大きなものを作り上げる感じだったたんですよ。今回はひとり一人の役割がとても大事で、誰か一人欠けていたら、多分あのライブはできていなかったはずです。みんなそれぞれの意見とかユーモアが混ざりあったからこそできた形で、ソロダンスもその中の試みのひとつでした。リーダーシップに関しては、自分でやることで初めて前任のDream Ayaさんの苦労もわかってきて、申し訳なかったのと感謝の気持ちの両方を感じることができました。これから自分が発信していくという責任感はあるけれど、メンバーひとり一人がしっかりしているので、自分だけで頑張るのではなくてお互いに支え合っていけると思うし、それが今のE-girlsの強みなんだと思います。

――YURINOさんはスダンナユズユリーの一員としてラップを披露するなど、これまで以上にヒップホップやクラブミュージックとの相性の良さを感じさせるステージでした。ツアー後半で披露された「My Way feat. FIRE BALL, MIGHTY CROWN & PKCZ®」は、ヒップホップ/レゲエ界の大御所たちとフィーチャリングした楽曲で、その組み合わせにも驚きました。YURINOさんはどう感じましたか?

YURINO:私もこの話を初めて伺ったとき、「こんなにかっこいいことがさせてもらえるなんて!」と驚きつつも、めちゃくちゃ嬉しかったです(笑)。今まで応援してくれたファンの方には新しい一面を見て頂けたと思いますし、もともとレゲエが好きな方には「E-girlsがやるとこうなるんだ」というのを見て頂けたと思います。「My Way」は、歌詞でも私たちのストーリーを描いていて、それが皆さんとの掛け合いの中で力強く表現されているのがすごくかっこいいと思いました。観てくださった方々の間で、E-girlsというグループのイメージの幅が広がったと思います。また機会があれば是非やらせてもらいたいです。

――今回リリースした「Perfect World」は、ツアー後の第一歩という感じでもありますね。これからどんなE-girls像を描いていますか?

鷲尾:新しい11人のE-girlsとして走り出したばかりなんですけど、ツアー公演を経て、沢山の夢が生まれました。同時に、これからE.G.familyを盛り上げていける核のグループにならなければいけないという責任感も増してきましたね。E.G.familyとして、女の子が持っている力をどんどん出していけるような活動をしていきたいです。今、スクールで踊っている10代の女の子が沢山いると思います。いつか彼女たちに受け継いでもらうためにも、E-girlsの名前を残していけるように頑張りたいです。

(取材=松田広宣/構成=セツ・ミチヲ/写真=石川真魚)

E-girls『Perfect World』

■リリース情報
『Perfect World』
※映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』主題歌
2018年10月3日(水)配信
E-girls公式Twitter
E-girls公式Instagram
E-girlsオフィシャルWEBサイト
E.G.family mobile

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