EXILE ÜSA「この大会で一歩でも成長できてくれたら」『EXILE CUP 2018』決勝大会レポート

『EXILE CUP 2018』決勝大会レポ

 いよいよ始まったP.S.T.C. LONDRINA SF UMとディアブロッサ高田FCによる決勝戦。前半戦ではP.S.T.C. LONDRINA SF UMが、体格の良い選手が揃ったディアブロッサ高田FCの猛攻をすり抜けるように一点を奪取してリード。しかし、後半戦が始まるとディアブロッサ高田FCが持ち前の力強いプレイでボールをゴールにねじ込み同点に。まさに激闘の末に訪れたPK戦では、ディアブロッサ高田FCが2本の鋭いシュートを決めて、見事優勝を果たした。


 決勝戦の後には、ÜSAが監督を、ビーチサッカー日本代表監督のラモス瑠偉氏がキャプテンを務める、Dream AyaやFANTASTICSらLDH所属アーティストたちによる合同チーム・TEAM OKADAと、決勝トーナメントに出場した子どもたちによる選抜チームのフレンドリーマッチも開催。選抜チームの俊敏なプレイに当初、TEAM OKADAは押され気味だったが、フットサル経験者が多いFANTASTICSやAyaらが華麗なボールさばきを披露し、5対4でTEAM OKADAが勝利。岡田氏からのロングパスをトラップし、見事に逆転ゴールを決めたAyaは、「すごく嬉しかった。普段はスネでパスを受けてしまうこともあるけれど、今回はバッチリできた。脳裏に焼き付いている」とコメント。子ども達との和気あいあいとした試合に、会場からは温かな声援が送られていた。

 ラモス瑠偉氏は閉会式にて、選手達に向けて、「一生懸命にフェアプレイをする姿が見れたことが一番嬉しかった。今日の試合に出場した選手たちの中から、近い将来、日の丸を背負う選手が出てくると思う。どのチームが優勝してもおかしくない、素晴らしい大会だった」と称賛。優勝したディアブロッサ高田FCには、EXILE賞として「ヨーロッパサッカー夢者修行」が贈られた。同賞では、大会アンバサダーを務めるサッカー日本代表・香川真司の試合観戦や、現地のクラブチームとの練習試合など、選手たちが世界のサッカーに触れる機会が与えられる。

 大会終了後、ÜSAは「子どもたちが一生懸命にボールを追う姿に感動した。この大会で一歩でも成長できてくれたら嬉しい」、岡田氏は「悔しい思いをして泣いていた子もいたと思うけれど、そこからどう這い上がるかが大事。次の目標につながる大会になったのでは」と感想を述べた。

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