超特急、DISH//らが大集結! シャッフルユニットも登場した『EBiDAN THE LIVE』レポート

『EBiDAN THE LIVE 2018』レポート

M!LK

 そしてこの日のもっとも大きなトピックスといえたのが、新メンバー3人を迎えたM!LKのステージだ。6月にボーカル面の中心人物だった山﨑悠稀が卒業し、今後の動向が注目されていた彼らだが、ここで先述のBATTLE BOYSに参加していた人気メンバー、山中柔太朗、曽野舜太、琉弥(りゅうび)の3人の加入が発表され、会場に大きなどよめきが起こった。これまでとはイメージを一新した、力強い新曲「Over The Storm」で幕を開けた彼らのステージ。まだ中学生で初々しい琉弥、明るい元気キャラの“そのしゅん”、大人っぽくクールな柔太朗と、兄貴分として3人をアシストしていた板垣瑞生、佐野勇斗、塩﨑太智、吉田仁人。この日の3曲目「テルネロファイター」や、翌日のDAY2で披露された「めちゃモル」もそうなのだが、曲中で各メンバーをフィーチャーする箇所に、新メンバーの名前や口上が盛り込まれており、短時間に新メンバー1人ずつのチャームポイントをしっかりプレゼンしてステージを後にしていた。

DISH//

 この日のトリを飾ったのはDISH//。現在EBiDANでは唯一のバンドである彼らは、エモーショナルな「僕たちがやりました」をクールに叩きつけるように演奏をスタート。おとぼけなニュアンスのある「I’m FISH//」では、北村匠海(Vo/Gt)が軽やかに踊るようにステージをかけめぐる。いつも全身でステージを盛り上げる橘柊生(Fling Dish/RAP/DJ/Key)は、観客の黄色いレスポンスに「いい声だ~!!!」と屈託のない笑顔を見せていた。

 匠海の「次の曲では、みんなと一緒に踊りたい!」というMCから、超エモーショナルな彼らの代表曲「愛の導火線」へとなだれ込んだステージ。この日はサポートメンバー2名に加え、柊生がピアノをプレイ。ダンスロックバンドとしてのキャリアをスタートした時期を思い出すと驚くほど上達した各メンバーの演奏を含め、彼らの音楽が“育っていく”感覚を味わった人も多かったに違いない。ラストはやはりアッパーな「勝手にMY SOUL」(アニメ『銀魂』銀ノ魂篇のオープニング曲)。髪を振り乱してプレイする昌暉(Cho/Gt)、バンドの屋台骨といえる厚みのあるドラミングで魅了する泉大智(Dr)の姿も、後輩グループのあとにはひときわ大人っぽく映った。

 
 
BATTLE BOYS
EBiSHH
さくらしめじ
さとり少年団
SUPER★DRAGON
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BATTLE BOYS
EBiSHH
さくらしめじ
さとり少年団
SUPER★DRAGON
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 匠海&柊生が進行役を務めたDAY1エンディングでは各グループがステージの感想を語っていたが、新生M!LKの「この7人で上を目指して真剣に頑張っていきます!」(佐野勇斗)という言葉に、観客はもちろんEBiDANメンバーからも大きな拍手が贈られていた。ラストには出演した全グループに加えて、BATTLE BOYSの選抜メンバーたちも参加し、ポップな全体曲「SUMMER PARTY」(DISH//の昌暉が作詞/作曲)でにぎやかに初日を締めくくった。

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