V6 三宅健の視点で語る“平成30年間メドレー”の裏側 亀梨和也×岡田准一、King & Princeにも言及

 7月23日には滝沢がゲスト出演し、『KEN☆Tackyのラヂオ』をオンエア。 デビュー時ならではの慌ただしさを懐かしみつつ、三宅の誕生日である7月2日に2時間半1回も座ることなくストイックに踊り続けたことを「面白かったね」と振り返った。 話が盛り上がるにつれて、「なんか甘い言葉とか言ったほうがいいんじゃない?」と、ふたりの中にあるアイドルマインドが呼び覚まされたようで、 三宅が「“早く寝ろよ”だろ」と振ると、滝沢は渋い声で「早く寝ろよ」と応える。「“こっち来いよ”って」(三宅)、「こっち来いよ」(滝沢)、「“もっとこっち来いよ”」(三宅)、 「もっとこっち来いよ」(滝沢)と、 ベテランの滝沢は三宅の投げた球を完璧に打ち返す。そのやりとりに三宅は「はー、面白い!」と大喜び。ところが、ストイックな三宅&滝沢のセクシーボイスは、千本ノック状態になり、エンディングでは納得のいく「おやすみ」を言わせるまでなかなか終わらなかった。

 同じ2018年デビューのKing & Princeがファンを“ティアラ”と呼ぶのに対抗して、 KEN☆Tackyは“Ms.ビスケット”と命名された。イメージカラーの赤に寄せて“レッドホットチキン”という案もあったが、「“レッドホットチキンのみんな!” って長い」とファンに呼びかけるシーンを想像して不採用に。そして「みんながビスケットで、KEN☆Tackeyがハチミツみたいな感じで」と“おいしい関係”にかけたネーミングだという。この一捻りがあるのも、長年アイドルとして活躍してきたプロの視点が垣間見える。KEN☆Tackyの今後の活動は未定だが、Ms.ビスケットの声によってさらに広がりを見せる可能性もありそうだ。経験と実績を誇るフレッシュなアイドルユニットが、今後も大きく羽ばたく姿を見届けていきたいものだ。

(文=佐藤結衣)

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