KinKi Kids 堂本光一、“気まま王子”の一面 ファンを魅了し続ける素のトークに注目

 「いちばん素じゃないですか。素の部分を聴けるっていうのが、この番組としての大きな部分だと思うんですよね。そりゃ頑張って作ろうと思えば作れますよ。あえて、いや、あえてテンション低くしてるわけではないけど、あえてテンション上げる必要性……いや“(テンション)上げろよ”って、思われるかもしれへんけど。この番組の良さというか、そこに甘えるわけではないけど、ありがたさというのを感じながら。“なんねんコイツ“って思われるかもしれへんけど、このラジオが届けばいいかなと。はい、すみません(笑)」と、素直な感謝を伝えようとすると、つい照れが出てしまうようだ。

 だが、その後のお便りではいつもの切れ味を取り戻した光一。「山P(山下智久)が自分のラジオでティラミスの響きがエロい」と語っていたことを受けて、「そんなエロさは感じないかな。うーん、やっぱおひたしですよね。おひたし! うーん、これに敵うのは出てこないね。ティラミス、ティラミス、うーん、うーん……まあ、ええわ(笑)」とバッサリ。打てば響く美しき貴公子でありながら、素はローテンションな気まま王子の光一に、今後も翻弄されていく日々を楽しもうではないか。

(文=佐藤結衣)

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