星野源、今年もバナナマン日村勇紀の誕生日を“歌”で祝福 次なるヒット曲への布石となるか

 楽曲を流した後に星野は、「なんかその、結婚のご報告ぐらいはやっぱり一人ひとりに書いてほしかったなっていうのは正直……がっかりです」と本音を漏らすと、「これ(報告)いただいた時に『あっ! 文面がコピペっぽい』って思って」と独自調査を行ったことを明かしていたが、これも星野と日村の間柄だからこそ。番組中には設楽統から「(誕生日ソングを集めて)『日村』っていうアルバム作ってもいいんじゃない?」とファンには嬉しい提案もあり、10回目の誕生日ソングはどうなるのか、と早くも期待してしまう。

 最近では、自身のラジオでアナログ盤を紹介したり、チャイルディッシュ・ガンビーノ「This Is America」やカニエ・ウェスト「Lift Yourself」といった楽曲を流すなど、改めて音楽的な感度の高さを示している星野。そうした数々のインプットから生まれた作品の一つが今回の楽曲でもある。この誕生日ソングがどう進化し、次の作品に反映されていくのかを予想しつつ、星野の活動を見守っていきたい。

(文=村上夏菜)

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