中澤裕子、モー娘。時代に設けた“独自ルール”を反省「ものすごい、人じゃなかった。魂すべてが鬼」

 中居正広がMCを務めるトークバラエティ『ナカイの窓』(日本テレビ系)の2月28日放送回では、「モー娘。同窓会SP」の模様がオンエアされた。

モーニング娘。20th「愛の種(20th Anniversary Ver.)」

 この日は、ゲストMCに山里亮太(南海キャンディーズ)、ゲストにモーニング娘。のOGである飯田圭織、石川梨華、辻希美、中澤裕子、福田明日香、矢口真里、吉澤ひとみを迎え、同窓会を開催。

 冒頭で、一人ずつ紹介していき、結婚と子供の有無を確認していく。中澤が、5歳と2歳の二児の母親であることを口にすると、中居は「俺昔、中澤と熱愛なんとかって(記事)出たことあるんだよ」と話し出す。「なんか紙面に、二人で台湾旅行って(書いてあった)……」と説明すると、突然「俺の歴史に傷をつけるなっ!!」と冗談交じりに心境を叫んだ。それを聞いた飯田は、当時を振り返り「同じメンバーだけど、聞けませんでしたよ。わぁ……知らないところで? みたいな」と二人の熱愛報道に驚いていたことを明かす。

 1997年に、オーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系)で、女性ロックボーカリストオーディションに落選した5人によって、結成されたモーニング娘。インディーズデビュー曲『愛の種』を、手売りで5万枚完売できたらメジャーデビューという企画を達成し、1998年に「モーニングコーヒー」でメジャーデビューを果たした。

 そんな結成から今日までの20年間の歴史を改めて振り返ると、山里が後から加入して来たメンバーに対して、イラつきはあったのかと質問する。中澤は「ステージ上で、新メンバー募集しますっていうのを教えられるわけですよ。だから、素のリアクション出ちゃってましたよね。私とか石黒(彩)は、もう露骨にめっちゃ嫌な顔してて」と暴露。

 中居が「仲間が増えるって感覚はないの?」と聞くと、中澤は「それまで、メンバーが増えるアイドルグループってあんまりいなくなかったですか?」と口にし、新たに加入という発想がなかったため、受け入れるのに時間がかかったと明かす。福田は、「そもそもオーデション番組で競ってた5人だから」と言い、グループを結成してからもライバル関係が続いていたことを語る。そんな5人の中に、新メンバーが加入することで、「自分のパートどれだけ多くもらえるかで、レコーディングもバチバチしてる中で、さらにバチバチさせるんですか!? みたいな」と当時の胸の内を告白した。

 矢口は当時『ASAYAN』で彼女らのオーデション過程を見ていて、「ここに(新たに)入ってくる人たちありえないな」と思っていたという。だが、自分が合格してしまい「これ絶対嫌がるだろうなと思いながら入ったら、もうその数十倍嫌がってました」とぶっちゃける。そして、今だに1期生に緊張していると笑った。

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