YGエンターテイメント、2017年コンサート動員200万人超 BIGBANG、iKONら集客力の秘訣

BIGBANG、iKONら集客力の秘訣

WINNER

 「コンサート動員力ランキング2017」には入っていないが、YGエンターテインメントの若手グループも徐々に注目を集め始めている。まずはWINNER。テレビのオーディション番組『WIN : WHO IS NEXT』を勝ち抜き、2014年にデビューしたWINNERはBIGBANGの弟的な存在。メンバー自身が楽曲制作、ライブ制作に関わるなど、高いアーティスト性によって注目を集めている。今年4月には約1年ぶりのシングル『FATE NUMBER FOR』を発表。2018年2月から3月にかけて『WINNER JAPAN TOUR 2018』も開催される。

BLACKPINK

 今年7月に日本武道館でショーケース・ライブを行い、8月にアルバム『BLACKPINK』で日本デビューを果たしたBLACKPINKは“次世代ガールクラッシュ”というキャッチコピー通り、10代~20代の女性から支持されている。本格的なヒップホップを軸にした音楽性、ダイナミックなライブパフォーマンスも彼女たちの魅力だ。

 最新鋭のヒップホップ、エレクトロ、ベースミュージックなどを大胆に取り入れた世界標準の楽曲、ビビッドかつキャッチ―なファッション性、そして、ボーカル、ダンスにおける高度なスキルを兼ね備えたYGエンターテインメントのアーティスト。その観客動員力は2018年以降、さらに高まる可能性を十分に秘めている。

■森朋之
音楽ライター。J-POPを中心に幅広いジャンルでインタビュー、執筆を行っている。主な寄稿先に『Real Sound』『音楽ナタリー』『オリコン』『Mikiki』など。

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