稲垣吾郎、“文芸カルチャーの伝道師”としての歩みが高評価 ブロガーとしても発揮される表現力

 SNSをスタートさせた3人を、今まで以上に好きになった人は少なくないはずだ。彼らの言葉は変わらずにピュアで、寛大で、スーパースターである以前に人としての愛に溢れているからだ。誰かが喜んでくれることに、自分の価値を感じられる。ファンはもちろん、スタッフも、プライベートな交友関係も、そしてチラリと自分のことを気にしてくれた通りがかりの人でさえも。

 「ステージは違うけど夢を追い求める者同士、これからもNAKAMAとして頑張っていきましょう」とは森に向けた稲垣からのメッセージだが、きっとそこには稲垣に関わる全ての人が含まれていることだろう。頑張るステージは違っても、同じNAKAMA。それをこれまで以上に感じながら日常を送ることができる。彼らが日々アップするSNSには、そんな力がある。

(文=佐藤結衣)

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