KAT-TUN 上田竜也が重ねてきた変化と挑戦 初主演ドラマ『新宿セブン』での暴れっぷりに期待

充電中のKAT-TUNとして

 昔はメンバー全員とケンカしたエピソードを持つ上田だが、雑誌のインタビューでは「このグループをどうしていったらいいか、グループ内の役割について考えていた」とデビューする前からグループのことを考えていたことを明かしている。上田にとってグループは「KAT-TUNは帰る場所、なくしちゃいけない家」。

 陸上部の部長を任されれば、自らをとことん追い込み、後輩に背中で語る。合宿では涙ながらに仲間の大切さを伝えた。KAT-TUN充電前のコンサートでは、「俺のファンもメンバーの活躍を応援して」と思いやりにあふれる言葉を残した。

 ボクシングに陸上、俳優に歌、ピアノも弾けば、ネギを切る練習をして一生懸命に小麦粉をこねる。バラエティ、スポーツ、演技、目の前の仕事は何でも挑戦する。上田は器用というよりも、努力の人であることは確かだ。

 『新宿セブン』の会見で上田は、「七瀬は自分と共通する部分があって、ストレスなく暴れさせていただいて楽しい」とコメントしている。新宿・歌舞伎町がこれほど似合うアイドルも珍しいだろう。どこに置かれても一生懸命に取り組む上田竜也の暴れっぷりが楽しみだ。

 そんな上田がドラマ初主演を務める『新宿セブン』は、本日10月13日から毎週金曜深夜0時12分より放送される。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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