嵐『Mステ ウルトラFES』で「ファイトソング」披露 18年目最初のステージで歌う5人で紡いだ言葉

 そして2017年。「GUTS!」での盛り上がりはもちろんのこと、「Monster」ではフォーメーションが特徴的なキレのあるダンスや、<君の叫びで>から始まる大野の渾身のソロパートに注目だ。注目といえば、歌唱曲の発表の際、ファンがもっとも沸いたのは、作曲を二宮和也、作詞を嵐のメンバー5人で手がけた「ファイトソング」だった。『Love so sweet』(2007年)初回盤に収録されていたこの曲は、『Gの嵐!』番組企画で誕生したもの。前向きなメッセージとスカパンクの要素を取り入れたサウンドが聴く者に元気を与える一曲だ。<人は人 自分は自分/比べた時点で負けてる/自分に負けない強さが/どんな壁も壊していくよ>しかし今改めて歌詞に目を向けると、単なる応援ソングではなく、嵐としての決意表明がこめられているようにも聞こえてくる。

 18年目のスタートを飾るステージで、5人が5人で紡いだ言葉を歌う。その瞬間をしかと見届けたい。

(文=竹上尋子)

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