欅坂46 今泉佑唯の復帰が与える影響は? グループでの立ち位置から考察

 今回、欅坂46にとってベストなタイミングで“歌の要”が帰って来たと言えるが、欅坂46の成長スピードを考えると4カ月のブランクはやはり大きい。ただ、雑誌『blt graph. vol.22』に掲載されているソロインタビューで今泉は、グループの中での自分の立ち位置や今後を赤裸々に語っていた。休みの間もボイストレーニングは欠かさず行い、「グループに何かひとつでも貢献できるとしたら、私には歌しかない」と力強く語っていた今泉。まずは歌という武器を手にグループの成長に追いつくこと、そして彼女自身も同インタビューで語っていたように、突然の休業で無くした信頼を取り戻すことが今後重要になるだろう。

 髪をバッサリと切り、全てを一度リセットしたという今泉は、同インタビューで「早く歌いたいです」と決意を語っている。今泉佑唯の復帰により完全体となった欅坂46は、新たな章へと向かうのではないか。ただし、まずは無理をせず、今泉が「夏の花は向日葵だけじゃない」をライブで歌う日を楽しみに待ちたい。

(文=本 手)

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