グループ随一の歌唱力! AKB48チーム8 小田えりなの魅力に迫る「目標は横アリでソロライブ!」

チーム8 小田えりな、歌唱力に迫る

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「次はミュージカルをやりたい」

 小田の活躍の幅は歌だけにとどまらず、今年は舞台にも立て続けに出演していた。8月上演、柏木主演の舞台『まじすか学園~Lost In The SuperMarket~』ではチーム8から唯一出演。翌9月にはチーム8のメンバーらと一緒に舞台『絢爛とか爛漫とか』で昭和時代の女子を演じ、同月には朗読劇リーディングシアター 『恋工場』へと続けざまに舞台に立った。チーム8の4人のみで不安ながらも、全席を完売し今年一番の思い出となったという『絢爛とか爛漫とか』。自身が苦手の恋愛ストーリーに果敢に挑戦した『恋工場』。中でも、先輩の中に混じって演技をした『まじすか学園』は、“歌唱力に隙がない”ということから「スキナシ」と役名を名付けられた。その役名に恥じず、小田は鍛えた歌唱力で会場に歌声を響かせた。

 「演技が上手な先輩の中に1人という環境で、私は初心者なりに頑張りました」と『マジすか学園』の頃を振り返る。舞台の目標について小田は「ミュージカルをやってみたいです。いつかはチーム8で“学園モノ”のミュージカルにも挑戦したいですね」と自身の目標を語った。

「いつか、すしざんまいの社長と共演してみたい」

 小田はバラエティ番組にも果敢に挑戦している。当初は、緊張から涙目の姿を見せていた彼女だが、『AKB48のあんた、誰?』(NOTTV)にて芸人トップリードに鍛えられ、徐々にバラエティにも慣れていった。

 最近では『AKBINGO!』で“すしざんまい社長”という豪快なモノマネを披露し、「バラエティにも強い小田」といった側面も色濃いものにした。「抵抗は全くないですね。むしろ楽しい。歌うことも、バラエティも大好き」と話す小田は、同番組MCウーマンラッシュアワーの村本大輔に振られることも多くなった。「せっかくたくさん振って頂いているので、大きい声は続けながら、もっと面白いことを発言していきたいです」と意気込みを語りながら、「いつかはマグロ(役のチーム8 岡部麟)を連れてすしざんまいの社長と一緒に共演するのが夢」と語ってくれた。

「『AKB48といえばチーム8だよね』と誰もが思ってくれるように」

 歌唱力だけでなく、舞台やバラエティ、10月からはラジオのパーソナリティを務める『AKB48 Team 8 小田えりなのスーキ!ドライブ In KANAGAWA』(ニッポン放送)もスタートした小田えりな。「今年は歌も演技も自分の望むように活動することができました。来年は一番好きな歌をもっと伸ばしていって、ソロライブをやりたい。そして、来年も舞台に挑戦していきたいです」と自身の活動目標を語り、続けて「チーム8も3年目。『AKB48といえばチーム8だよね』と誰もが思ってくれるように、これからも全国のたくさんの人に会いに行って成長していきたい」と語っていた。チーム8の今後と、一人のアイドル“小田えりな”の活躍が楽しみだ。

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(写真=(C) AKS)

AKB48 Team 8公式ホームページ

■佐藤 仁
シンクタンク研究員。ポップカルチャーやエンタメ・コンテンツが国際社会や日本経済に与える影響を研究。例えば日本とアジアのソフトパワーの源泉はどこにあり、これからどのように進化していくのかについてミクロ(個人単位)からマクロ(社会全体)まで幅広い視点から探求。

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