SMAPからジャニーズWESTまで……「デビュー時期」でグループの方向性はどう違う?

若手グループ(Hey! Say! JUMP・Kis-My-Ft2・Sexy Zone・A.B.C-Z・ジャニーズWEST)

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(C)タナカケンイチ

 2007年以降の比較的新しい時期にデビューした若手グループたちは、明確にグループの色を出している。Hey! Say! JUMPは王道アイドル路線、Kis-My-Ft2は面白さとカッコ良さの二面性、Sexy Zoneは顔面偏差値の高さ、A.B.C-ZはNGなしの肉体派、ジャニーズWESTは関西ノリと若さを、それぞれ売りにしている。そして、テレビ番組やラジオなどでそのイメージを余すところなく発揮しているのだ。中堅グループが広げてきたジャニーズの可能性を上手く活かし、自分たち流にアレンジして披露する。そんな応用力の高いメンバーが集まっているのが若手グループなのである。

 同じ事務所であっても、デビューした年代、さらにはグループごとによってきちんと住み分けされているジャニーズグループたち。彼らは自分たちの役割や個性をしっかり定め、努力を続けている。その姿が見えることも、ジャニーズにハマってしまう仕掛けなのかもしれない。

(文=高橋梓)

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