V6、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP…愛あるエピソードから見えるグループのあり方

Hey! Say! JUMP

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(C)タナカケンイチ

 メンバー全員が平成生まれとして2007年にデビューしたHey! Say! JUMP。2016年8月31日に放送された『TOKIOカケル』(フジテレビ系)にメンバーの知念侑李が出演したが、そこで彼からメンバー愛が語られたことは意外だった。知念といえば小悪魔的で、ナルシスト、良い意味でも悪い意味でも周りを気にしないキャラクターである。そんな知念が、「仕事以外に大切なものを2つ挙げるなら?」という質問に対し、「仕事がなくてもメンバーが一番に出てきますね」と発言したのだ。友だちがいないため、プライベートもメンバーと過ごすという知念。メンバーは仲間であり、友だちでもあるのだという。早くからデビューした知念らしい答えである。ほとんどのメンバーが幼少期にデビューをし、学校の友達よりも多くの時間をメンバーと過ごしている。だからこそ、Hey! Say! JUMPにとってグループは家族のような存在なのだろう。仲の良さだけでなく、家族愛に近いものがHey! Say! JUMPのグループ愛のかたちなのかもしれない。

 一口にグループ愛と言っても、各グループごとに在り方は様々だ。ファンとしてはチームとしての絆が見えれば、さらに応援したくなるもの。ジャニーズグループは、それぞれに愛という絆が見えるからこそ病みつきになるのかもしれない。

(文=高橋梓)

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