JUMP、セクゾ、A.B.C-ZからジャニーズJr.へ……『JOHNNYS’ World』で“世代交代”到来か

2015年-2016年『JOHNNYS’ World』

座長:Sexy Zone[佐藤勝利・中島健人]

 この年の見どころは、なんといってもジャニーズJr.たちの活躍だろう。Snow ManやSix TONESなどのベテラン勢を中心に、Mr.KINGによるパフォーマンス、HiHi Jets・天才Genius・Classmate Jなどの若手ユニットによるパフォーマンスと、かなりジャニーズJr.たちの出番が多かった印象である。また、Sexy Zoneの佐藤と中島も、ジャニーズJr.たちを前にすると「若手を引っ張るしっかりした先輩」という一面が見えた。さらにジャニーズJr.たちが活躍することで、舞台にフレッシュさが溢れていたと思う。

 そして2016年も『JOHNNYS’ Future WORLD -ジャニーズ・フューチャー・ワールド from 帝劇 to 博多』の上演が決定しており、座長は博多座最年少座長記録となるジャニーズJr.の平野紫耀が務める。メンバーもほとんどがジャニーズJr.、会場も博多座・梅田芸術劇場メインホールと、これまでのJOHNNYS’ Worldとは一味違う内容になりそうだ。2015年〜2016年の『JOHNNYS’ World』の流れから、着実に世代交代が行なわれつつあることが見て取れる。ポテンシャルあるジャニーズJr.へJOHNNYS’ Worldが受け継がれていくことで、また新たな作品へと進化していくだろう。今年は平野紫耀を中心とするジャニーズJr.たちが、JOHNNYS’ Worldに若さと力強さ、がむしゃらさを吹き込んでくれるのだろうか。開演日まで待ち遠しい。

(文=高橋梓)

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