AKB48『選抜総選挙』直前! 下剋上に期待の注目若手メンバーをピックアップ

HKT48

 HKT48からは、昨年速報で15位を獲得(最終順位は31位)し話題となった渕上舞を紹介したい。昨年以降は2作連続で選抜メンバー入りし、今回も速報順位が16位と、その勢いが健在であることを証明した。ブログ、モバメ、755、SHOWROOMなど各SNSも達者に使いこなし、『AKB48 45thシングル 選抜総選挙 × SHOWROOM』では自身のルームを“舞ルーム”と名付けて会話型の配信を行ない、アンケート機能も積極的に活用したり、配信中にモバメを生送信するなど視聴者を飽きさせない企画を次々に実施。他のメンバーも巻き込みながら、順調にポイントを増加させ、6月15日時点では10位にランクインしている。この勢いそのままに、今回はアンダーガールズから選抜へと飛躍を果たすことができるのだろうか。

 渕上と仲が良く、速報では38位にランクインした坂口理子も、今年のHKT48を語るうえで欠かせない存在だ。彼女は昨年の総選挙でも37位を獲得するなど支持の厚いメンバーであり、現在HKT48のシングルでも2作連続で選抜に起用中。1月に公開されたドキュメンタリー映画『尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48』では、監督を務めた指原莉乃が坂口のファンである男性をフィーチャー。彼が涙ながらに坂口の魅力を語るシーンは、同映画のハイライトとして多くのファンから反響を呼んだ。今回の総選挙は、映画で取り上げられた坂口のファンもさぞ燃えているに違いない。

NGT48

 設立したばかりのグループとあって、そこまで速報順位を伸ばしているわけではないNGT48。北原里英以外は91位に荻野由佳、92位に中井りかとそれぞれ名を連ねているが、例年の総選挙における“圏内(80位以内)”からは外れている状態だ。しかし、これはあくまで6月1日までの話。6日からスタートした『AKB48 45thシングル 選抜総選挙 × SHOWROOM』では、中井が“NGT48の釣り師”の名に恥じぬ勢いでポイントを山のように獲得し、開始日から常にTOP5を維持(うちほどんどは2位をキープ)。放送中に外からファンと思わしき男性の奇声が聞こえるという恐怖のアクシデントが発生し、グループのファン以外にも一躍その名を知らしめると、翌日以降はこれを逆手にとって“事故ドル(放送事故アイドル)”を名乗り配信を続けるなど、その強靭なメンタルにも感服だ。荻野も『HKT48 vs NGT48 さしきた合戦』で垣間見せた個性的なトーク術を発揮し、『AKB48 45thシングル 選抜総選挙 × SHOWROOM』のランキングでは24位にランクイン。これらの盛り上がりがどこまで『選抜総選挙』の開票結果に影響するのか楽しみだ。

 ここまで紹介してきた期待の若手メンバーは、果たして『選抜総選挙』でそれぞれどんな爪痕を残してくれるのだろうか。直前に迫った開票イベントが待ち遠しい。

(文=リアルサウンド編集部)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる