乃木坂46 齋藤飛鳥、15thシングル新センターに決定 「今は混乱してるけど、整理がついたら……」

 番組後半では、フロントポジションの発表へ。センターの脇を固めるのは左から橋本奈々未、西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花。最後にセンターとして呼ばれたのは、アンダーメンバーというポジションから、選抜入り、十福神と徐々に頭角を現していた齋藤飛鳥。齋藤がセンターを務めるのは今回が初めてのことだ。齋藤は、涙をこぼしながらしばらく長考した後に「私は『こんなことを頑張ってますよ』っていうのが得意じゃなくて、(前作の)14枚目(シングル)は私なりに努力もしたし、いろいろと考えて発信もしてきたつもりだけど、15枚目はもっと頑張らないといけないなと思ってて。でも……」と言葉を詰まらせた。

 結成当初からグループを見守ってきたMCのバナナマン・設楽統は「後はおもいっきりやればいいんだよ。みんなそうじゃん。見てきたじゃん、ここで首振って泣いてる人たちを」とこれまでセンターを務めてきたメンバーも齋藤と同じ経験をしてきたことを話し、齋藤を励ました。齋藤が「でも、(15枚目シングルは)夏曲だし、私明るい曲似合わないし……今、乃木坂いい調子で来てるのに、私のせいで売れなくなっちゃう……」と悩みを吐露すると、設楽は「『売れなくなっちゃう問題』は歴代センターと食事会だね。乃木坂はこういう感じがいいと思うんだよね。戦ってるライバル関係にあるかもしれないけど、弱さとかそういうのが出て、やるものはやるし」とメンバーを鼓舞。最後に齋藤は、「今は混乱してるけど、ちゃんと整理がついたら頑張らないといけないなと思う」と番組を締めた。

 アンダーからの約2年半ぶりの復帰となる中元、初めてセンターポジションを務める齋藤に期待したい。次回は「深川麻衣『乃木坂工事中』卒業 第2の聖母オーディション」を放送する予定だ。

(文=向原康太)

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