細野晴臣と斉藤和義が『オトナの!』で“死生観”を語る 「この世は地獄なんじゃねぇかって思うようになってきた」

 番組中盤では、斉藤が「70年代の歌謡曲を聴いて、80年代の初頭ぐらいでギターとかを始めて。その頃はヘビメタバンドをやっていて、そういうところのギタリストから、飽きてラグタイム・ブルースに行ったり、歌うようにもなって。自分で曲を作るようになって一番思うのは、歌謡曲の影響がでかいんだろうなってこと」と自身の音楽的ルーツを紐解いた。続けて、ソロ歌手としてキャリアを重ねてきた斉藤は「(バンド)メンバーが見つからなかったから仕方なくやっていた時期だったんですけど。だから、バンドが未だに羨ましいんですよ。解散したバンドでも、“元なんとか”(みたいに言える)って」と述べ、続けて現在のことについて「今は中村達也とMANNISH BOYSで、やっとバンドの感じも楽しめているんですけど」と明るく語り、番組が終了した。

 細野からはっぴいえんどの再結成の可能性、斉藤からは音楽ルーツが語られた今回の放送。次回1月13日は、特別編として中田英寿、前園真聖をゲストに迎えてオンエアする予定だ。

(文=向原康太)

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