V6坂本、A.B.C-Z五関、ジャニーズWEST神山……ダンスパフォーマンスから彼らの個性を探る

ジャニーズWEST・神山智洋

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(C)タナカケンイチ

 12月9日にアルバム発売を控え、年明けにコンサート開催が決まるなど、乗りに乗っているジャニーズWEST。関西出身らしく、ワイワイ楽しいパフォーマンスをしている印象が強い彼らだが、「Criminal」や「PARTY MANIACS」、「Can't stop」などの“カッコイイ系ダンスナンバー”の持ち曲も多い。そこで注目したいのは、神山智洋のダンスである。彼の特徴は、比較的小柄な体型を活かしたキレのあるダンス。ポッピングやアクロバットを得意としているというのも納得のメリハリの付け方だ。特に、音ハメのセンスは見事のひと言に尽きる。例えば、舞台『台風n Dreamer』のオープニング曲である「for now and forever」を見ると、細かい部分まできっちり音にダンスがハマっているため、他のメンバーよりも動きが多く見えるのだ。幼少時からダンスを習っていたという神山。長年努力をし続けてきた結果が現れた、魅力的なダンスが特徴である。

 この3名以外にも、Kis-My-Ft2の千賀健永やタッキー&翼の今井翼、V6の森田剛など、ダンスで注目されるジャニーズメンバーは多々存在する。しかし、どのメンバーも誰とも被るわけでもなく、唯一無二のダンスを披露していると言えるのではないだろうか。容姿や楽曲だけでなく、一人ひとりのダンスに注目してみることで、彼らの新しい魅力に気付くことができるかもしれない。

(文=高橋梓)

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