FUKIがメジャーデビューで語る、表現への思い 「人の心に寄り添っていける歌を歌っていきたい」

FUKIが語る、表現への思い

151019_f_3.jpeg

 

「ファッションも含めて、ビーチカルチャーの感覚を伝えていけたら」

ーー「キミじゃなきゃ」で描かれているテーマは恋愛だと思うのですが、FUKIさんが書く曲はラブソングが多いですか?

FUKI:比較的ラブソングが多いのは確かです。友達から聞いた恋愛の話だと、いろんな形の恋愛があるので、それを第三者としての目線で書くことが多いですね。やっぱり私と同年代の友達だとうまくいった恋愛もあるけど、難しい恋愛もあって、それも含めて楽しいことだけじゃなく、切ない気持ちも歌に反映するようにしていますね。

 それから私は、気分が落ちているときのほうが歌詞を思い浮かべやすい気がします。感情が敏感になっていて、違うシチュエーションでも「あのときもそうだったな……」と思い出すことが多くて。それをノートにメモったり、携帯に残したり。だから落ちている時のほうがクリエイティブな力が出るのかもしれないですね。

ーーなるほど、今後いろんな曲が聞けそうですね。さて、デビューシングルは配信という形態でリリースされますが、普段はどういう風に音楽を聴いていますか?

FUKI:以前はダウンロードはせずに絶対にCDを買うほうだったんですけど、一度配信されている曲をダウンロードして聴いたときから、配信でも聴いています。「いいな」と思ったらすぐに聴くことができる気軽さが、配信のいいところですよね。周りの友達も配信で音楽を聴く人が増えてきているので、そういう意味では、配信でデビューすることができて嬉しいです。

ーーアーティスト写真などFUKIさんのビジュアルからは海がイメージとして浮かびますが、そういうカルチャーやライフスタイルもFUKIさんにとっての表現のひとつと言えるのでは?

FUKI:ファッションも含めて、ビーチカルチャーの感覚を伝えていけたら嬉しいですね。海は大好きですし、そういう部分が自然と音楽を通して伝わったらって思います。最近海にはなかなか行けていないんですけど、昔はサーフィンをしに千葉の海に行ったり、湘南や逗子、鎌倉とかに遊びに行ったりしていましたね。海は何も持っていなくても、ずっといれるというか、そこで流れているレゲエとかJ-POPとか海で聴く音楽もすごく好きですね。ただ、今年は海岸規制があって、海もいろいろ変わってきた印象です。逗子は家族連れが多くなったり、由比ヶ浜はギャル……ネオギャルが増えていたり。明るめの髪の毛の女の子が増えている印象です(笑)。

ーー由比ヶ浜にネオギャル……勉強になります(笑)。では、FUKIさんにとって今年の夏の思い出とは?

FUKI:今年の夏は「音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2015」に初めて出演させていただいて、すごく楽しかったです。これまでも海で働いていたこともあって、楽しい思い出が夏にはたくさんあるんですけど、今年の夏は遊びだけじゃなくて、ライブのリハとか、曲の制作もしていたので、すごく充実していましたね。

151019_f_4.jpeg

 

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる