モーニング娘。OGメンバーが初期の舞台ウラ暴露 矢口真里「次売れなかったら解散と言われていた」
10月9日放送の『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)に、モーニング娘。のOGである中澤裕子、安倍なつみ・飯田圭織・石川梨華・石黒彩・辻希美・矢口真里・保田圭・吉澤ひとみが出演。モーニング娘。の裏側を語りつくした。
今回は、初期モーニング娘。メンバーが所属時期のVTRとともに、当時の裏話を語るというもの。番組冒頭では、メンバーの現状や1998年6月に放送された『うたばん』初出演時のVTRを紹介。その後、17、18年前と同じ質問を投げかけ、トータライザーによる意識調査を実施した。
また、矢口は「当時、中居さんはかおりん(飯田)が好きだったと思います」と暴露し、中居も「なんでわかる?」と返すと、飯田は「私もちょっと感じてました。早く言ってくれれば待ってたのに……もう無理です」とこれに悪ノリし、スタジオのメンバーを爆笑させた。
その後、番組では再現VTRとメンバーのインタビューを交えながら、モーニング娘。の裏側を紹介。5日間で5万枚のCDを手売りし、メジャーデビューが決定したモーニング娘。だが、プロデューサーのつんく♂はメンバーに全てのパートを歌わせ、良い部分を抜き出していたため、メンバーもCDになるまで、自分が歌っている部分がわからなかったそうだ。石黒はこれについて「うまく歌えば人のパートを取ることができた」、安倍は「今回はメインでも次回はどうなるかわからなかった」とコメント。この方法は7thシングル『LOVEマシーン』まで続いたという。
また、2ndシングル『サマーナイトタウン』の発売前には、つんく♂が突然メンバー増員を提案。当時のアイドルとしては異例の企画に、「気持ちとしてはできる限り阻止したかった」(石黒)と語るなど、メンバーは衝撃を隠せなかったという。加入時の状況について、矢口は「オリジナルメンバーから『近寄ってくるな』というオーラがすごかった。(中澤に怒られたあとは)枕を見立てて『中澤ー!』と叫んでいた」と語り、保田は飯田と遠征先の広島で大ゲンカをしたことが明かされた。
また、世間に全員を認識してもらうため、初代マネージャーはトーク技術を磨くことを提案。安倍が「収録が終わってから2時間反省会をしたりした」、保田は「お前は一生喋るなと言われたことがある」と厳しい指導の日々を語った。また、マネージャーはアンケートを何度も書き直しさせたり、出演する番組ごとのシュミレーションも行い、その日一番トークがキレているメンバーを場面場面で起用したという。その教育は歌番組のパフォーマンスにまで影響し、メンバーは毎回のカメラ割りをチェック、番組スタッフとコミュニケーションを取ったことで、それぞれの個性が強くなっていったと紹介された。