アカシック・理姫、クリス松村に真剣相談「たぶん、二重人格みたいな感じだと思います」

「女の子ってホントの自分と人に見せる自分が違うでしょ?」(クリス松村)

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クリス松村:「SWEET MEMORIES」のA面の曲ね。アカシックの世界とはぜんぜん違うけど、どうして聖子さんが好きなの? 憧れ?

理姫:バイトしてたお店の店長さんが松田聖子さんの大ファンで、ずっとDVDを流してたんですよ。それが本当に素晴らしくて、カラオケでも歌うようになって。憧れもあるかもしれないですね。真実かどうか知らないですけど、聖子さんのエピソードを聞くと、男の人を踏み台にしてるようなイメージがあって……。

クリス松村:女の人が憧れるようなことをやったのは確かだと思うけどね。そのことによって男の子のファンは激減したけど、それ以上の女性ファンが付いたわけだから。じゃあ、歌手になりたいと思ったきっかけの曲は何?

理姫:えーと、モーニング娘。かな。

クリス松村:え、ぜんぶアイドルじゃない!

理姫:中学2年のときにモー娘。が全盛期で、クラスの女の子はみんな入りたかったんですよ。

クリス松村:誰に憧れてた?

理姫:なっち(安倍なつみ)です。

クリス松村:イメージが真逆じゃないの! なっちは清純派だからね。特に「ふるさと」のときは。

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理姫:そう、「ふるさと」! いい曲ですよねー。私、清純派が好きなんですよ。

クリス松村:やってることと言ってることが違うわね(笑)。

理姫:(笑)たぶん、二重人格みたいな感じだと思います。

クリス松村:そうなんだ(笑)。じゃあさ、「松田聖子さん、なっちになりたい自分」と「いまの自分」の掛け合いの歌詞ってどう?

理姫:いいですね! それについては言葉がいっぱい出てきそう。

クリス松村:タイトルは「二重人格」。

理姫:重くないですか?

クリス松村:大丈夫よ。だって、女の子ってホントの自分と人に見せる自分が違うでしょ? あなたはそれを歌にできる人だと思う。

理姫:わ、ホントですか? 

クリス松村:日々思っていることを書けば、いい歌詞になりそうじゃない? ふだん何をやってることが多いの?

理姫:食事ですかね。お酒も好きなので。

クリス松村:まだ若いから、朝まで飲んだりしてるの?

理姫:朝どころじゃないです。スケジュールが入っていればセーブしますけど、9時、10時くらいまで飲んでますね。

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クリス松村:うわー、絶対に友達になれないタイプ。だったら、お酒をキレイに飲んでるようなイメージの歌詞も書けそうね。それをシティポップにするのよ。もしくは、理姫さんに合いそうな曲をカバーするの。

理姫:じゃあ「エモーション」がいい! 最近すごく好きなんですよ。

クリス松村:「エモーション」なんて、山ほどあるじゃない。あ、もしかして中原めいこさん?

理姫:そうです! それもお酒の席でお客さんがカラオケで歌っているのを聞いたんですけど、すごくいい曲だなって。その時代の歌謡曲に詳しいわけではないんですけど、とにかく好きな世界なんですよね。(中森)明菜ちゃんがよみうりランドでやったコンサート(1989年、よみうりランドEASTで行われた『AKINA EAST LIVE INDEX-XXII』)のDVDもすごく良いし。

クリス松村:それまでに出ていたシングルを全部歌ったコンサートね。「BLONDE」「LIAR」「I MISSED “THE SHOCK”」なんかも歌ってみたらいいかも。

理姫:「I MISSED “THE SHOCK”」は歌ったことあります! すごく難しかったですね~。

クリス松村:そうでしょ。

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