乙女新党、党員が増え続ける理由とは 新体制1周年ライブで見せた情熱のパフォーマンス

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 個性的なメンバーが揃いすぎたゆえの、メンバー同士の連携の弱さ、グループとしての一体感の無さが新体制になってからの課題だったようだが、MV撮影でのオーストラリア・ケアンズ遠征、そしてこの日のワンマンライブに向けたトレーニングの中で、随分とその弱点も克服されてきたようだ。

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 ライブでは、本編14曲に加え、アンコールでは2曲を披露。サプライズで、東名阪ツアーの開催が決まったことも発表された。新メンバーながらWセンターの一角を占める其原有沙はMCで「乙女新党の夢は武道館に行くこと。これを夢で終わらせたくありません」と語った。このライブの評判から、次のシングルや東名阪ツアーでは、また多くの新たな党員を獲得していくことだろう。

 いまの乙女新党の勢いが続いていくなら、武道館は見えない目標ではない。

■岡田康宏
編集者、ライター、カメラマン、評論家、コラムニスト、WEBプロデューサ。得意分野はサッカーとアイドル。著書・共著に『アイドルのいる暮らし』『サッカー馬鹿につける薬』『グループアイドル進化論』など。Twitter:@supportista

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