乃木坂46、舞台『じょしらく』初日ゲネプロレポート 堀未央奈が創作落語を見事披露

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 また、『16人のプリンシパル』との違いという点では、やはり脚本のベースと演者の準備が整っているという部分が大きい。チームや演者によってカラーが変わるといっても、台詞を全員が完璧に覚えた状態で多少アドリブを交える『じょしらく』と、その場の偶然性で大きな化学変化を待つ『16人のプリンシパル』では、見る側の姿勢も違っていたようにみえた。今回の川尻恵太(SUGARBOY)の演出も絶妙で、新旧アニメからネットの流行といった“元ネタ”を多数駆使し、観客のツボを突くようなポイントを多数用意。終盤に向かうほど、流れを掴んだ客席からのリアクションは増していったように感じた。

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 そして、会見で堀が語っていた創作落語のパートでは、古今亭志ん生の演目としておなじみ「猫の皿」をアレンジした「猫の丸皿」を披露。空琉美遊亭 丸京(堀未央奈)は緩急をしっかりと付けて役に入りこみ、見事一席を弁じてみせた。

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 上演後、メンバーの口からは「緊張したー!」という言葉が多数漏れていたが、ここから28日まで行われる公演内で、彼女たちが演者としてどのように成長するのか、引き続き楽しみに見守りたい。

(文=中村拓海)

■舞台『じょしらく』
http://www.nelke.co.jp/stage/jyoshiraku/

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