嵐「Sakura」以外にも名曲多し この春聴きたい“ジャニーズ桜ソング”8選

関ジャニ∞「桜援歌(Oh! Enka)」(2005年)

 関ジャニ∞楽曲の作詞を多数手がけるMASAと、嵐「A・RA・SHI」やSMAP「しようよ」など、数々の名曲を世に送り出してきたベテラン・コンポーザーの馬飼野康二による桜ソング。琴や神楽笛のサンプルを使用した純和風のトラックに乗せて、渋谷すばるの小節の効いたソロから幕を開ける本作は、演歌とポップスが調和したエキゾチックな世界観が魅力的。演歌を得意とするテイチクエンタテインメントからデビューした関ジャニ∞ならではの作品といえよう。

Sexy Zone「桜咲くColor」(2015年)

 3月11日にリリースされたばかりの新アルバム『Sexy Power3』に収録されているのが、「桜咲くColor」。佐藤勝利、中島健人、マリウス葉という組み合わせで歌う同曲は、さやわかなメロディラインがフレッシュさを感じさせるアップテンポの王道アイドル・ポップス。新体制となり歌唱メンバーが入れ替わるようになったSexy Zoneにおいて、高身長の美少年に成長したマリウス葉の歌声が堪能できる一曲だ。ジャニーズ内でも若手期待株に位置するSexy Zoneの瑞々しさを活かした仕上がり。

 ジャニーズの楽曲にはほかにもさまざまな桜ソングや卒業ソングがあり、直近ではKis-My-Ft2が2015年3月25日にリリースするシングル『Kiss魂』通常盤のカップリングに、メロウなブレイクビーツに乗せて優しく歌い上げるバラード「サクラヒラリ」という楽曲が収録されている。どの楽曲もそのときどきのグループのカラーを反映した作品に仕上がっているので、この春は彼らの桜ソングを聴きくらべながらお花見をしてみるのも一興だろう。

(文=松下博夫)

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