関ジャニ∞、ポストTOKIOを目指す? 新曲で見えた全方位型エンタテイナーへの志向性

「関ジャニ∞は若手ジャニーズの中では、ポストTOKIOにあたると思います。彼らはTOKIOのように自ら楽器演奏をすることも可能ですし、茶目っ気と男気が同時に感じられる雰囲気にも似たものを感じます。実際、12月3日に放送された『FNS歌謡祭』では、近藤真彦×TOKIO×関ジャニ∞というコラボで、近藤真彦の『愚か者』という渋めの楽曲を歌っていました。おそらく、彼ら自身もTOKIOのような老若男女に親しまれるグループを目指す段階に入ったことを自覚しているではないでしょうか。そのためには、男性の共感を得られて、カラオケでも歌われるような楽曲が必要不可欠ですし、そういった意味でも今作は意義のある作品だと思います」

 自らレーベルを立ち上げるなど、TOKIOのように自主性が目立つ関ジャニ∞。参加型のコンテンツとなった今作で、さらにファン層を拡げそうだ。

(文=松下博夫)

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