嵐、新アルバムのメイキング映像に見る絆の強さ 舞台裏のメンバーの素顔とは

 メイキング映像の最後では、今回のダンス(歌はなし)をノーカット一発撮りで披露しているのもポイントだ。振り付けを間違えたら自己申告して、メンバー全員でもう一度初めから踊る、という厳しいルールを自分たちに課した嵐。一回目では松本潤が途中で振り付けを間違え、「あーっ!」と叫ぶが、二回目では二宮が「歌わないんだから声がけしていこう」と提案し、全員で声をかけあいながら挑戦。すると見事、2回目で全てを踊りきることに成功。決めるところで決める、このコンビネーションの良さが、15年という歳月を何より雄弁に語っている。

 バラエティやドラマではなかなか観ることができない、貴重なシーンがたくさん詰まった今回のメイキング映像。アルバムをより深く楽しめるだけではなく、嵐の“いま”を知るうえでも価値のある映像作品といえそうだ。

(文=松下博夫)

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