Sexy Zone佐藤勝利、ソロコンサートで見せた「個の表現」 メンバー流動化の行方は?

 また、今回のコンサートでは、佐藤勝利が明確に自分の強みを見つけようとしている姿勢が伺えたと、同氏は指摘する。

「佐藤さんのソロとしてのスタンスは、先輩でいうと中山優馬さんに近く、自分から進んでそうなったというよりは、事務所の意向によるところが大きいと思います。しかしながら、一方的に事務所に『やらされている』という感じでは無く、むしろこのチャンスを活かして自分を高めようとしているのが伺えます。今回のコンサートでは、自身が作詞した曲『Hachidori』も披露しており、自分なりの表現を模索しているようでした。その経験を、Sexy Zoneにうまくフィードバックして、グループとしてもさらに成長してもらいたいですね」

 ジャニーズのグループとしては革新的な「メンバーの流動化」というルールを取り入れたSexy Zone。その試みの第一弾となった佐藤勝利のソロコンサートは盛況だったとのことだが、今後「Sexy Boyz」と「Sexy 松」はその勢いに続くことができるのか。全メンバーの躍進に期待したい。

(文=松下博夫)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる