Ms.OOJAが“大人の恋”を歌う理由「この年になって、やっと歌える世界観の曲に出会った」

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――「ORANGE」は、すでにコラボ経験のあるPUSHIMさんの作詞ですが、この経緯は?

Ms. OOJA:もともと、プロデューサーのTAZZさんと作っていた曲なんですが、Ms.OOJAらしい曲が出来たな、と思っていたんです。そこで、歌詞をどうしようかなと思っていて。そのとき、私がゲストとして出演させていただいたPUSHIMさんのファン・イベントで、私が大好きな「夕陽」を歌っているPUSHIMさんを見て、「『ORANGE』の歌詞は姉さん(PUSHIM)に書いてもらおう!」と直感が働きました(笑)。姉さんの歌詞は強さの中にあたたかみがある。この曲で、私の中の新しい引き出しを開けてもらうことができました。

Ms.OOJA ~ORANGE~Album「COLOR」より

――そして、「同じ空の下」ではTOKYO No.1 SOUL SETのBIKKEさんをフィーチャーしています。個人的には、かなり意外なコラボでした。

Ms. OOJA:「同じ空の下」での狙いは、90年代後半から2000年の、いわゆるJ-R&Bの雰囲気だったんです。ワンループのトラックに乗せて歌う、ちょっと懐かしい雰囲気。その質感を持っていて、なおかつ大人でおしゃれなラッパー、といったらBIKKEさんが即座に思い浮かんで。BIKKEさんには曲の雰囲気も理解してもらって、彼の独特のフロウが展開されることによって、曲もキュッと締まった感じになりましたね。

Ms.OOJA ~同じ空の下 feat.BIKKE from TOKYO No.1 SOUL SET~Album「COLOR」より

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