セカオワ『LIVE MONSTER』で作曲術明かす「曲は楽器をほとんど使わずに、映像で考える」

 前半最後のライブでは、『JR SKI SKI』のCMソングとして人気を集め、昨年自身初のオリコン1位を獲得した「スノーマジックファンタジー」を披露した。

 番組後半では、中村から「これほどまでにクリエイティブな毎日だと疲れない?」と聞かれたメンバー。Fukaseが「いや、楽しいです。昔はギターを買いに行ったり見に行ったりすることが苦痛で。人が作ったもの、誰かが持ってるものを頑張って選んでも、結局誰かと同じになっちゃうのが嫌で。最近は日本音響研究所さんと一緒に楽器を作ってるんですよ」と、新しい試みは楽しいということを語った。現在彼らは、音声・音響に関する鑑定や研究開発を行っている同研究所とタッグを組み、新しいマイクを開発したり、心臓の音をバスドラム代わりに使うなどしていることを明かした。また、現在は蒸気機関を使った楽器を開発しているそう。

 そして先日リリースした『炎と森のカーニバル』でも、新しい音を積極的に取り入れていると語ったNakajin。花火の音をサンプリングしてバスドラム代わりに使用したり、『炎と森のカーニバル』のサブステージで演奏した”都立葛飾総合高校 吹奏楽部”を、オーケストラアレンジの音を録る際に起用したという。オーケストラの音を野外で録音したと聞いた中村は「野外の音、いいよね。外でしか出せない音があるからね」と、同じミュージシャン目線で興奮した。

 後半のライブでは、最新シングルから新曲「炎と森のカーニバル」を披露した。

 番組の最後に中村から、4月12日の大阪城ホールからスタートしている最新アリーナツアー『SEKAI NO OWARI 全国ARENA TOUR 2014「炎と森のカーニバル-スターランド編- Supported』について、「どんな感じなの?」と聞かれたメンバー。Saoriが「ちょっと今回はダークな雰囲気を入れた『ダークファンタジー』をやってみようかと。危険な時にちょっとワクワクする、映画の世界観に似たようなものがありますね」と回答すると、Fukaseが「男の子の方が好きかもしれない」と補足を入れて、番組が終了した。

 次回、4月20日(日)のゲストは柴咲コウ。自宅のプライベート写真などを公開しつつ、彼女の音楽ライフを紹介する予定だ。
(文=編集部)

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