オオカミバンドが来年全米デビュー 「海外進出の壁」を突破できるか

 “究極の生命体”と自らを称するオオカミバンド、MAN WITH A MISSIONが2014年秋、全米メジャーデビューすることを発表した。今年秋には世界進出を念頭においてのソニー・ミュージックレコードへの移籍も発表、第一弾シングルとして『database feat.TAKUMA(10-FEET)』が発売され、オリコンウイークリーチャート4位を記録するなど、ノリに乗っているオオカミたち。このタイミングでの「マンウィズ」の世界進出には、どういった意味があるのだろうか。

 近年日本から欧米に発信されるアーティストで成功したケースは、2つの大きな傾向がある。一つはPerfumeきゃりーぱみゅぱみゅをはじめとした女性アーティストたち。Perfumeは2012年ユニバーサルへの移籍、そして今年7月ドイツ、イギリス、フランスを廻るヨーロッパツアーを大成功させ、世界へ進出する基盤をがっちり固めつつある。そしてきゃりーぱみゅぱみゅは2013年2月、ベルギー公演を皮切りにヨーロッパ、北米など10カ国を巡るツアーを敢行。2ndアルバム『なんだこれくしょん』は海外のiTunesStoreエレクトロニックアルバムチャートで23カ国でランクイン。名実ともに日本の「かわいい」カルチャーの代名詞として活躍中だ。

 そしてもう一つの流れは雅-MIYAVI-DIR EN GREY、ムックなど、欧米の大規模フェスに出演したり、ホールクラスの会場でワンマンツアーを回ったりするヴィジュアル系バンドたちだ。奇抜なコスチュームとドラマティックな曲編成は、日本独自のカルチャーとみなされており、海外からやってきた「バンギャ」が、各ライブ会場で盛り上がる光景も珍しくない。

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