今年の紅白は「司会」が見所か? 綾瀬はるかには83年のタモリを超える“珍発言”期待

 先日、出場歌手が発表された『第64回NHK紅白歌合戦』。とはいえ、盛り上がったのは人気アニメ『進撃の巨人』の主題歌を歌うLinked Horizonが初出場することがネット上で話題になったくらい。「新鮮みに欠ける」という批判の声もあがっている。

 しかし、今年の紅白の見所は、歌手よりも司会にある。嵐とともに司会を務める、女優の綾瀬はるかだ。

 大河ドラマ『八重の桜』に主演中だけに綾瀬のキャスティングは順当なものだが、心配されているのは「ちゃんと司会ができるのか?」ということ。彼女の天然ボケは有名で、大阪城を「きれいなお寺。あ、神社だ!」と間違え続けたり、太陽を見て「きょうは満月ですね」と言ったりと、珍発言は枚挙に暇がない。

 だが、司会者の珍発言や問題発言は、紅白を盛り上げるに違いない。その好例が、1983年に総合司会を担当したタモリだ。先日発売された、社会学者・太田省一氏が紅白の歴史をまとめた『紅白歌合戦と日本人』(筑摩書房)から、タモリの問題発言を紹介しよう。

 そもそも「タモリが紅白の司会?」と驚く人もいるかもしれないが、実際、当時すでに人気を博していたものの、タモリは「まだまだ異端」の存在。総合司会はNHKのアナウンサーが担うポジションだということを考えても、異例の抜擢だった。しかも、この年の紅白は「行ってもいいかな?」「いいともー」という例のコール&レスポンスから歌合戦が始まったというから、NHKも大胆である。

 しかし、問題は出場歌手の紹介が終わったときに起こった。なんとタモリは、おなじみのあの独特の笑みを浮かべながら「すごいメンバーで、これぞ芸能界という感じで多少気持ちの悪い面もありますけれども」とコメントしたのだ。

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