>  >  > ギャップのあるアイドル・いずこねことは

11月4日には東京キネマ倶楽部でワンマンライブも

「現代音楽✕アイドル」で何が起きる? 話題のいずこねこチームがコンセプトを明かす

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20131101izuko1.jpgいずこねこアーティスト写真

 現代音楽とポップスが融合した音楽性で話題を集めるアイドル・いずこねこ。いわゆる“楽曲派”からの評価も高く、今年3月に発売された吉田豪プロデュースのコンピレーションアルバム『Our Shining Idol 今君に会いたい』にも参加するなど、注目度が上昇中だ。

 また、「辛いから前を向かない 夢も追いかけてないの 願えば叶うなんてこともないの 行き止まりよ」などアイドルらしからぬ暗い歌詞を笑顔で歌い上げるところも特徴的。いずこねこは、「現代音楽×ポップス」「暗い歌詞×笑顔のパフォーマンス」など、複数のギャップによって不思議な世界を作り出しているアイドルなのだ。

 電子音が特徴的で、ベタなアイドルソングではない楽曲に、いずこねこ本人は「最初に曲をいただいたときは衝撃を受けました」と話す。

「それまで1人で出演していたライブでは、アニソンやアイドルソングを歌っていたので『別世界のジャンルだな』って、実はしっくりこなかったところもあって。でも最近は、やっと暗い歌詞や難しいリズムにも馴染んで自分の曲だと思えるようになってきました。レコーディングのときは、歌詞を読んで内容は理解しつつも感情移入はせずに、フラットに歌うようにしています。でもライブの場合は“楽しんでる”ことをメインにしたいので、『歌詞が暗くても後ろ向きでも、明るくやればこんな風になるんだよ』という姿を見せるつもりで、とにかく楽しんで歌うこと、そして楽しんでもらうことを意識してます」(いずこねこ)

20131101izuko2.jpgライブの模様

 プロデューサーで作詞作曲も務めるサクライケンタ氏は、いずこねこのコンセプトをこう語る。

「今までいろんなアイドルに楽曲を提供してきたんですが、明るくて前向きな曲をリクエストされることが多くて。僕自身がけっこう後ろ向きな性格なので、ちょっとうんざりしていたんです(笑)。そんなときにいずこねこをプロデュースすることになって、『すごく楽しそうな笑顔で、アイドルっぽいパフォーマンスをしながら暗い歌詞を歌ったらおもしろいんじゃないかな』と。でも、“いずこねこ的な暗さ”みたいなものを作ろうというような意識はなくて、自分の書きたいことを書いています。

 音作りに関してもそうで、現代音楽だとスティーブ・ライヒや高木正勝、アイドルソングだとつんく♂さんが好きなんですけど、作りたいように作ったらこうなったという感じですね」(サクライ)

 後ろ向きな歌詞でも“明るく、楽しく見せる”ためのパフォーマンスは、ダンスの振り付けも含めて彼女自身が考えているという。

      

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