ファン歓喜の『ハイスコアガール』上映会 天﨑滉平、鈴代紗弓がゲーム愛&オーディション秘話を明かす

『ハイスコアガール』上映会レポート

 8月10日、タイトーステーション溝の口MEGARAGEにて、TVアニメ『ハイスコアガール』(TOKYO MXほか)の上映会ともに、矢口春雄役の声優・天﨑滉平、ヒロインである大野晶役の鈴代紗弓、プロデューサーの鶴岡信哉が登壇するトークショーが開催された。原作者・押切蓮介のホームグラウンドで、本作品の舞台でもある溝の口に多くの『ハイスコアガール』ファンが駆けつけた。

 現在、タイトーステーション 溝の口店MEGARAGEでは『ハイスコアガール』コラボコーナーがオープン(9月30日まで)しており、作中に登場する懐かしのゲーム筐体が並んでいたり、Tシャツやキーホルダーなどのコラボグッズや、キャラクターをモチーフにしたコラボドリンクを提供するなど、ファンをよろこばせている。

 上映会パートでは、アニメ『ハイスコアガール 』の1〜4話に加えて、ハルオの行動に一喜一憂するもう一人のヒロイン・日高小春の心情や、どうしても大野の影を見てしまうハルオを描いた第5話を特別に先行上映した。

(c)押切蓮介/SQUARE ENIX・ハイスコアガール製作委員会

 トークショーでは、ゲームにまつわる思い出話が展開。小さい頃、母親に「目が悪くなる」と言われゲームを買ってもらえなかったという天﨑は、見かねた父が「会社の飲み会のビンゴで当たった」と言ってドリームキャストを買ってきてくれた、という微笑ましいエピソードを披露した。天﨑はそこからゲームに没頭。特に『.hack』シリーズ(バンダイナムコ)が好きで、学生時代は熱が出ながらシリーズ新作を購入し行ったことも。「アニメ2話のハルオの気持ちがすごくわかったので感情移入してしまった」と語っていた。

(c)押切蓮介/SQUARE ENIX・ハイスコアガール製作委員会

 また、鈴代は全く喋らない大野の演技をリアクションのみで表現することの苦労を語り、「今回のオーディションの審査基準はどこなのかとても気になった」と、プロデューサーに質問。これに対して鶴岡は、「声に特徴がある人か、ミステリアスで真っ白な人のどちらかにしようと考えていた」と明かす。「プロフィールが真っ白だったのが印象的だった」と、オーディション用紙に何も書かなかった鈴代に、大野のイメージを重ねたようだ。そして、唯一大野が感情を露わにし、号泣する、アニメ第3話のハルオとの別れのシーンが決め手になったことも語った。

(c)押切蓮介/SQUARE ENIX・ハイスコアガール製作委員会

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